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西洋医学だけでなく、東洋医学やアーユルヴェーダなど世界には様々な医学があります。日本では出回っていないものは世界にたくさんあります。

代表的な伝統医学 同じ流れの伝統医学 文明 備考
中国伝統医学 韓医学(韓国)、漢方医学(日本) 黄河文明時代
インド伝統医学
(アーユルヴェーダ)
タイ医学、インドネシア医学(ジャムウ)、チベット医学の起源となる インダス文明 浄化による若返り療法、ヨーガの瞑想
ユナニ医学
(アラブ・イスラムの伝統医学)
ギリシャ医学、エジプト医学、ペルシャ医学、イスラム教を起源、植物療法さらにはホメオパシー、クナイプ療法へと発展
チベット医学 インド伝統医学+中国伝統医学+ペルシャ医学が統合された医学

参考:伝統医学の可能性ー最も古いものに新しいものがあるー上馬場 和夫 富山県国際伝統医学センター

日本でも本やネットで探せば、これらを見つけることができますが、実際にその医術を使っている国に行ったほうが感覚と経験でより深く知ることができるのでは?と考え、いたる所を旅しています。

また、日本国内でも民間療法という医学的根拠はありませんが、昔ながらのものが存在します。これもまた47都道府県で異なるものがあると推測しており、様々な土地にお邪魔しています。

医学的根拠や科学面でも根拠はありませんが、実際に経験し、その恩恵を授かった方に実際にお会いしたり、自身で体験すると否定することが難しくなります。

「目に見えるものばかりではない」ということを気づかせてくれるのが「自身の体験」。

世界の4大伝統医学は「体」と「心」のレベルへのホリスティックなアプローチ法を有しています。1)
1)引用:伝統医学の可能性ー最も古いものに新しいものがあるー上馬場 和夫 富山県国際伝統医学センター
<語句>
ホリスティック:「全体」「関連」「つながり」「バランス」などの意味を包含した言葉で的確な意味が無いのでホリスティックのまま用いられている。参考:NPO法人日本ホリスティック医学協会

また、伝統医学は占いも関係していることがあります。

✓中国伝統医学:九星氣学、人相学、八卦など
✓アーユルヴェーダ:インド占星術など
✓チベット医学:占星術など

五行や四元素など医学や占術によって異なりますが、共通する部分はあります。

タイはタイマッサージと共に占いへの信仰心も非常に高い国。曜日ごとに色が決まっていると現地で仲良くなったタイ人女性から聞きました。

【タイ】曜日別の色

月曜日:イエロー
火曜日:ピンク:ローズクォーク
水曜日:グリーン
木曜日:オレンジ:オレンジサファイア
金曜日:スカイブルーとイエロー:トパーズ
土曜日:パープル:アメジスト
日曜日:レッド

歴史・国と共に発展した医術、占いは切っても切り離せないものだったけど、今日では別々で考えられているのではないかと考えています。

1.中国伝統医学

氣である「陰陽」「五行(木火土金水)」の要素から宇宙は成り立っているという考え。宇宙は「氣」から創造されているということから、宇宙にある地球、そして地球に住む私たちヒトの病は「氣」や陰陽☯・五行の乱れから生じると考えられている医学です。

私たちは自然の中で生まれ、成長し、そして死にます。自然と共に生きていることから、「自然」に基づいた治療を施しています。

  • 薬草治療
  • 気功
  • ツボ刺激
  • 鍼灸
  • 推拿(すいな):漢方や鍼灸と並ぶ中国式整体

マクロビオティックは陰陽の視点が異なります。

土地は環境を生み出し、環境はヒトを生み出します。つまり、その土地にあった植物が育つのです。あなたが住んでいる地域と他の方が住む地域では植物は異なるはずです。海側に育つ植物と山側に育つ植物はちがいますよね。

どくだみが多く育つ場所は、その土地に住む方々にとって必要な植物がどくだみだったりします。

また、満月(満潮)の日に採取したほうが良いものや新月(干潮)の日に採取したほうが良いものも存在します。重力の影響は私たちにとって感じにくいものとなっていますが、植物たちは水分が多いので影響を受けています。

すべてがすべてではありませんが、植物はいつも私たちを手助けしてくれるのです。そう考えるととても愛しいですよね。

2.インド伝統医学(アーユルヴェーダ)

インド伝統医学はアーユルヴェーダと同意語です。

サンスクリット語のアーユルヴェーダの日本語の意味は「生命の科学」。アーユルは「生命」「寿命」、ヴェーダは「科学」「真理」の意味があります。

アーユルヴェーダは紙に書いただけでは伝える事ができないほどの情報量のため、今日まで口伝によって代々受け継がれているようです。

【アーユルヴェーダの宇宙構成要素は5元素】

上記五元素は私たちの身体内にある、3つのドーシャ(身体の生理機能)として働く。

3つのドーシャ

  • ヴァータ:風と空のエネルギー
  • ピッタ:火と水のエネルギー
  • カパ:水と地のエネルギー

アーユルヴェーダはインドでは医術です。アーユルヴェーダの大学へ行き、資格取得に成功すればインドで医師として働くことできます。

3.ユナニ医学

ギリシャ医学のことで、医学の祖であるヒポクラテス(医師、占星術師)から始まり、ガレノス(医師、哲学者)の四体液説に基づいている医学です。

【ガレノスの四体液説】

  • 粘液
  • 血液
  • 黄胆汁
  • 黒胆汁

ギリシャ医学

エジプトのアレキサンドリア

バクダードの「知恵の館」でアラビア語に翻訳

ペルシャ(現:イラン)

イスラム教徒のラーゼス「マイソールの書」、イスラム教徒のアヴィケンナが「医学典範」

ユナニ医学の起源、ヒポクラテスは医師でもあり占星術師。

患者のホロスコープを解明できないものに医師の資格はない

という言葉を残しています。また、ヒポクラテスは日本の医師、そして医療に携わる人であれば皆知っています。日本医師会のホームページにも掲載されているほどの偉人で教科書にも掲載されています。

4.チベット医学

チベット医学の起源は、アーユルヴェーダと仏教。中国医学やペルシャの医学を統合したのがチベット医学です。

チベット医学=(アーユルヴェーダ+仏教)+中国医学+ペルシャ医学

起源はアーユルヴェーダなので基本的な理念は同じです。

各種伝統医学と現代医学の違い

比較項目 中国伝統医学 インド伝統医学 ユナニ医学 チベット医学 現代医学
身体、病理観 体液説(体液のアンバランス=疾病)
生命活動の担い手、構成要素 陰陽・五行・氣・血・水 体液説
①ヴァータ(風)
②ピッタ(火)
③カパ(水)
体・五感・精神・魂
4体液説
①黒胆汁
②黄胆汁
③粘液
④血液
3体液説
①ルン(風)
②ティーパ(火)
③ペーケン(水)
個々の細胞
遺伝子(DNA,RNA)
仮定する生命エネルギー
①天空の氣
②水穀の氣
①プラーナ
②オージャス
③テージャス

精神
呼吸
ソク・ルン 生命エネルギーの存在は仮定していない
心身相関 体液の構成要素のアンバランスで心身双方の異常がおこる。心や体が相互に深く関係している。インド伝統医学では、体と心、さらに心の奥に、意識(魂)の存在を仮定する。 心身二元論)心身医学や精神神経免疫学などが最近は興隆)
健康の定義
目標
体液のバランス・自然との調和
ウェルネス(幸福感、至福)
神人の一体化、宇宙即我の境地
病気がないこと、肉体・精神・社会的(WHO)
病因 内因・外因・不内外因:陰陽・氣血水のアンバランス、気血の巡行不順、臓腑機能低下 先天的&後天的病因:体液のアンバランス、抹消化物蓄積、知性の誤り、カルマ 先天的&後天的病因:体液のアンバランス
不消化
先天的&後天的病因:体液のアンバランス
カルマ
遺伝子異常
各身体組織:系の異常
後天的な生活習慣
体質・氣質論 先天的・後天的原因による、陰陽・氣血水のバランスにより体質や証が決まる 先天的な体液のバランス状態により体質が決まる 先天的・後天的な体液のバランス状態により氣質が決まる 先天的な体液のバランス状態により体質が決まる 遺伝子の差(変異あるいは多型など)、後天的要因による体質
診断方法 五感を使う方法のみ:四診として体系化
①望診:顔色、皮膚、外観
②聞診:声、臭い
③問診:自覚症状
④切診:脈診、腹診
五感を使う方法
①視診:顔色、皮膚、外観
②問診:自覚症状
③触診:脈診など
臨床検査
尿診:尿の異常、比重
五感を使う方法
①視診:顔色、皮膚、外観
②問診:自覚症状
②触診:脈診など
④尿診:尿の正常検査
五感を使う方法
①視診:顔色、皮膚、外観
②問診:自覚症状
③触診:脈診など
臨床検査
尿診:尿の色や濁り、泡立ちやすさ、尿の味
五感を使う視診・問診・触診は軽視
臨床検査重視
脈診:脈波解析
尿診:検尿・検便
機器による体液・組織の成分や映像化
占星術 活用(易) 活用(ジオーティッシュ:光の科学) 頻用 頻用 信用していない
時間治療学・疾病時間学 病期と患者の反応により、治療法を厳密に分類 体内エネルギーバランスの1日、季節、年齢による変動を考慮した治療システム 年齢、季節を考慮した治療 年齢、季節、1日の時間帯(朝昼夕)で異なる処方 気象病、季節病という現象への理解はあるが、治療法との直接的な結びつきは少ない
薬物療法 ①Polypharmacy(多剤複合療法)が原則
薬物同士の相互作用
②体質や証に応じて処方:オーダーメイド処方(パーソナライズド処方)
③時間薬理学的処方が原則
①単一成分薬が原則
②ゲノム医学ではオーダーメイド処方
③時間薬理学も認識されてきた
薬草成分の投与形態 湯液を頻用
親水性成分を煎出して消化管から投与している。そのまま粉にすることもある
オイル(植物性も動物性も)を頻用。親油性成分を皮膚や粘膜から投与している。内服製剤は、そのまま粉にして混在することが多い。 錠剤や液剤を内服することが多い。錠剤は、薬草をそのまま粉にしたもので作ることが多い。暑い砂漠の中で飲むと良い液剤が有名 丸剤を内服することが多い。丸剤は、薬草をそのまま粉にしたものが多い 錠剤やカプセル剤、ソフトカプセル剤など他種類だが、丸剤や油剤を使うことは希
生活処方、養生法 食養生
気功(引導)や太極拳
食養生(個人差に応じて)
ヨーガや瞑想
コーランの規律(ラマダーンなどの規律)
礼拝
チベットの5つの体操
五体倒地
運動・栄養・休養処方
ボディワーク的養生法の構成要素 調身
調息
調心
ポーズ(アーサナ)
呼吸法(調気法プラーナーヤーマ)
瞑想(ディヤーナ)
礼拝動作
ず唱
回転舞踊(スーフィー)
ヨーガに類似
五体倒地
読経
ストレッチ・エアロビクスなど
体への療養 薬草療法・鍼灸・按摩
食事
薬草・オイルマッサージ
食事・浄化療法
薬草・瀉血療法
食事
薬草・鍼灸 外科・内科・他の診療所
心と体への療法 引導 ヨーガ スーフィー ヨーガ、チベットの5つの体操 独自のシステムはない
宗教的基礎 道教(現代中国では重視されてない) ヒンズー教
仏教(スリランカ)
イスラム教 チベット仏教(ラマ教) 独自のシステムはない

1)引用:伝統医学の可能性ー最も古いものに新しいものがあるー上馬場 和夫 富山県国際伝統医学センター

5.現代医学

現代医学はWHOなどに基づいて制定されています。

WHOとは世界保健機構のことで、スイスのジュネーブに本部があります。

Spirituality(精神性)についてはWHOにも認識があり、健康の条件に取り上げられたことがありましたが、国・民族・宗教上の問題ということにより統一が難しいので除外されました。

旅 ✕ 食 ✕ 占

世界に散らばっている、口伝で伝えられたものから失くなってしまった医術を知るには現地に訪れ実際に経験したほうが良いという結論に至りました。

比較項目 中国伝統医学 インド伝統医学 ユナニ医学 チベット医学 現代医学
身体、病理観 体液説(体液のアンバランス=疾病)
生命活動の担い手、構成要素 陰陽・五行・氣・血・水 体液説
①ヴァータ(風)
②ピッタ(火)
③カパ(水)
体・五感・精神・魂
4体液説
①黒胆汁
②黄胆汁
③粘液
④血液
3体液説
①ルン(風)
②ティーパ(火)
③ペーケン(水)
個々の細胞
遺伝子(DNA,RNA)
仮定する生命エネルギー
①天空の氣
②水穀の氣
①プラーナ
②オージャス
③テージャス

精神
呼吸
ソク・ルン 生命エネルギーの存在は仮定していない
心身相関 体液の構成要素のアンバランスで心身双方の異常がおこる。心や体が相互に深く関係している。インド伝統医学では、体と心、さらに心の奥に、意識(魂)の存在を仮定する。 心身二元論)心身医学や精神神経免疫学などが最近は興隆)
健康の定義
目標
体液のバランス・自然との調和
ウェルネス(幸福感、至福)
神人の一体化、宇宙即我の境地
病気がないこと、肉体・精神・社会的(WHO)
病因 内因・外因・不内外因:陰陽・氣血水のアンバランス、気血の巡行不順、臓腑機能低下 先天的&後天的病因:体液のアンバランス、抹消化物蓄積、知性の誤り、カルマ 先天的&後天的病因:体液のアンバランス
不消化
先天的&後天的病因:体液のアンバランス
カルマ
遺伝子異常
各身体組織:系の異常
後天的な生活習慣
体質・氣質論 先天的・後天的原因による、陰陽・氣血水のバランスにより体質や証が決まる 先天的な体液のバランス状態により体質が決まる 先天的・後天的な体液のバランス状態により氣質が決まる 先天的な体液のバランス状態により体質が決まる 遺伝子の差(変異あるいは多型など)、後天的要因による体質
診断方法 五感を使う方法のみ:四診として体系化
①望診:顔色、皮膚、外観
②聞診:声、臭い
③問診:自覚症状
④切診:脈診、腹診
五感を使う方法
①視診:顔色、皮膚、外観
②問診:自覚症状
③触診:脈診など
臨床検査
尿診:尿の異常、比重
五感を使う方法
①視診:顔色、皮膚、外観
②問診:自覚症状
②触診:脈診など
④尿診:尿の正常検査
五感を使う方法
①視診:顔色、皮膚、外観
②問診:自覚症状
③触診:脈診など
臨床検査
尿診:尿の色や濁り、泡立ちやすさ、尿の味
五感を使う視診・問診・触診は軽視
臨床検査重視
脈診:脈波解析
尿診:検尿・検便
機器による体液・組織の成分や映像化
占星術 活用(易) 活用(ジオーティッシュ:光の科学) 頻用 頻用 信用していない
時間治療学・疾病時間学 病期と患者の反応により、治療法を厳密に分類 体内エネルギーバランスの1日、季節、年齢による変動を考慮した治療システム 年齢、季節を考慮した治療 年齢、季節、1日の時間帯(朝昼夕)で異なる処方 気象病、季節病という現象への理解はあるが、治療法との直接的な結びつきは少ない
薬物療法 ①Polypharmacy(多剤複合療法)が原則
薬物同士の相互作用
②体質や証に応じて処方:オーダーメイド処方(パーソナライズド処方)
③時間薬理学的処方が原則
①単一成分薬が原則
②ゲノム医学ではオーダーメイド処方
③時間薬理学も認識されてきた
薬草成分の投与形態 湯液を頻用
親水性成分を煎出して消化管から投与している。そのまま粉にすることもある
オイル(植物性も動物性も)を頻用。親油性成分を皮膚や粘膜から投与している。内服製剤は、そのまま粉にして混在することが多い。 錠剤や液剤を内服することが多い。錠剤は、薬草をそのまま粉にしたもので作ることが多い。暑い砂漠の中で飲むと良い液剤が有名 丸剤を内服することが多い。丸剤は、薬草をそのまま粉にしたものが多い 錠剤やカプセル剤、ソフトカプセル剤など他種類だが、丸剤や油剤を使うことは希
生活処方、養生法 食養生
気功(引導)や太極拳
食養生(個人差に応じて)
ヨーガや瞑想
コーランの規律(ラマダーンなどの規律)
礼拝
チベットの5つの体操
五体倒地
運動・栄養・休養処方
ボディワーク的養生法の構成要素 調身
調息
調心
ポーズ(アーサナ)
呼吸法(調気法プラーナーヤーマ)
瞑想(ディヤーナ)
礼拝動作
ず唱
回転舞踊(スーフィー)
ヨーガに類似
五体倒地
読経
ストレッチ・エアロビクスなど
体への療養 薬草療法・鍼灸・按摩
食事
薬草・オイルマッサージ
食事・浄化療法
薬草・瀉血療法
食事
薬草・鍼灸 外科・内科・他の診療所
心と体への療法 引導 ヨーガ スーフィー ヨーガ、チベットの5つの体操 独自のシステムはない
宗教的基礎 道教(現代中国では重視されてない) ヒンズー教
仏教(スリランカ)
イスラム教 チベット仏教(ラマ教) 独自のシステムはない

上記の表にもあるように、医術と食と占いは共に利用されていました。

しかし、現代医術ではそのようなことは全くなく、「占い?笑」といったイメージが非常に多いです。

実際に足を運び、出会い、見て、知り、会話をした中で、現代の日本でも占いを利用している医師はいらっしゃしました。

私は医師の資格ではなく、管理栄養士の資格を持ち、占いにたどり着いたので食と占いをより深めていきたいと思って旅をしています。